物販副業で会社員を卒業する為に必要なこととは?
副業を始める人が急増している近年において、物販副業を選ぶ人が特に増えてきている印象を受けます。
副業で会社員としての給料以外の収入を得ることは、生活を豊かにするだけではなく精神的な安定も得ることができるので、これからの時代ではスタンダードな働き方となっていくはずです。
会社員として働きながら副業をして、月に5万円、10万円くらいの金額を稼ぐことができるようになると、多くの人が「会社員を辞めてフリーランスや独立でも大丈夫なのでは?」と思うものです。
しかし、誰にも縛られない働き方ができるフリーランスや独立は確かに魅力的な働き方ですが、決して勢いだけで会社員を卒業してはいけません。物事には順序というものがあるように、会社員を卒業して独立するために必要なことをしっかりと理解して準備してから決断するべきなのです。
この記事では、そんな「物販副業で会社員を卒業する為に必要なこと」について解説していきたいと思います。
物販副業の魅力
物販副業の最大の魅力と言えば、軌道に乗せることさえできれば、一気に会社員よりも大きな収入を得ることができるというところです。
特別なスキルを持っていなくても始められる物販副業は、始めやすい副業として有名ですが、その可能性は無限大と言えます。
- 自分家の不用品をジモティーなどで売って資金を得る
- 仕入問屋から商品を仕入れてECサイトやショッピングモール、フリマアプリなどで販売する
- 無在庫転売で稼ぐ
- ハンドメイド商品で稼ぐ
というように、自分の得意な売り方で、自分の労働熱量に合わせてそのビジネス規模を簡単に調整できるので、心身ともに大きな負担がかかることがないのです。
また、「本気で独立して会社員時代以上の収入を得たい」というのであれば、ECサイトやフリマアプリでの販売だけでなく、楽天市場やAmazonといった大型ショッピングモールに本格的に参戦するのも良いでしょう。
物販副業をしている人たちの中には、副業としてでは物足りなくなって実際に会社員を卒業していく人もかなり多いのです。
会社員を卒業してフリーランスや独立するメリットとデメリット
会社員を卒業してフリーランスや独立することで得られるメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
- 通勤しなくても良い
- 無駄な会議などに出ることもない
- 煩わしい人間関係から解放される
- 自分のペースで働くことができる
というようなメリットがあります。
しかし、そんな多くの人間にとって最高に思える仕事である反面、フリーランスや独立して働くことによるデメリットも覚悟しなければなりません。
- 収入の浮き沈みがある
- 年金の額が少なくなってしまう
- 社会的信用が低くなってしまう
- 税金関係もすべて自分で行わなければならない
同じ労働者であっても、様々な面でこれほどまでに真逆なので、「会社員を卒業してフリーランスや独立をする」という決断を安易にしない方が良いでしょう。
物販副業をする会社員が卒業してフリーランスや独立する為に必要なこと
会社員を卒業するためには、基本的に前記したデメリットをしっかりと理解して、そのデメリットに対する対策を行うことが重要です。
まずは、「収入の浮き沈みがある」というデメリットに対しては、会社員時代にある程度の金額を貯金しておくことでクリアすることができます。最低でも3ヶ月から半年ほど収入がなくても暮らしていけるくらいの貯蓄があれば、物販ビジネスが軌道に乗るまで収入が浮き沈みがあっても大丈夫だと言えるでしょう。
次に「年金の額が少なくなってしまう」という点です。
このデメリットに対しては、「個人年金」や「投資信託」といったものでしっかりとカバーしていくことが重要です。
「社会的信用がなくなってしまう」というデメリットに関しては、独立する前にクレジットカードを作っておいたり、住宅を購入するといったように事前に動いておくことが重要です。
「税金関係」についても、会社員時代からしっかりと仕組みや実施方法を勉強しておくべきです。
そして、何よりも重要なのは「自分の力で生きていく」という気持ちを強く持つということで。
そういった決意と合わせて、健康に気を付けたり、生活水準をあまり高くしないといったことに気を付けていけば、会社員を卒業しても問題なく暮らしていけるはずです。
まとめ
今回は、物販副業で会社員を卒業する為に必要なことについて解説してきました。
物販副業は、特別なスキルがなくてもある程度の収入を得ることができる為、非常におすすめの副業と言えますが、本気で会社員を卒業してフリーランスや独立をしたいという人は、事前の準備が必要不可欠です。
- 会社員時代に貯金をしておく
- 個人年金や投資信託を活用する
- 会社員時代にクレジットカードや住宅を購入しておく
- 会社員時代に税金関係の勉強をしておく
- 強い決意を持つ
- 健康に気を付ける
- 生活水準を高くしない
こういった点に気を付けることができれば、会社員を卒業しても幸福度の高い生活をして行けるはずです。