物販ビジネスの利益率はどうやったら分かる?計算方法をご紹介!

 石井さん

こんにちは、石井道明です!

物販ビジネスを行うのであれば利益率についてよく理解しておく必要があります。利益率を知ることで、仕入れる商品の目安だったりどのくらいの資金が必要なのかを予想することができるからです。今回はその利益率の計算方法や利益率を上げるためのコツについてご紹介いたします。

ブッパン君
お、今回は利益率の計算方法や利益率を上げるためのコツに関する内容だな

物販ビジネスでの利益率とは?

利益率とは物販ビジネスを行っていく上で基礎的な部分となります。

「売上に対してどれくらい利益が出たのか」が利益率ということです。

例をあげますね。

  • 販売価格:10,000円
  • 仕入れ値:4,000円
  • 粗利:6,000円
  • 送料:500円
  • 梱包費:100円
  • 販売手数料:1,000円
  • 純利益:4,400円
  • 粗利率:60%
  • 利益率:44%

10,000円の商品を出品したとして、その商品が売れたら10,000円の売上となります。

売上から仕入れ値を差し引くと粗利が出るので、そこから更に手数料や送料などの諸費用を引くと純利益を出すことができます。金額が分かれば最後に計算式を使って利益率や粗利を算出していくという流れです。

上記の例で言うと粗利率は60%、利益率は44%ということが分かりましたね。この計算方法を覚えておくことで、物販の計算がスムーズにできるようになります。

物販ビジネスでの「利益率の計算方法」とは?

基本的に利益率の出し方は「純利益÷売上×100」で出すことができますが、いくつか計算方法もありますのでそちらをご紹介していきます。

売上から算出

一番基本的な利益率の計算方法は出品する商品の販売価格から算出できます。

これが先程もお伝えした「純利益÷売上×100」の計算式です。この計算式が使えるのは販売価格と仕入れ値が確定している場合です。それ以外の手数料などは大体の金額で計算して利益率を予想できますよ。

利益から算出

「これくらいの利益を出したい」という目標があるのならその利益額から割合を計算することができます。

計算式としては、「売上=(仕入れ値+配送料+純利益)×10/9」です。

この式中にある「純利益」の部分に目標としている利益額を入れて考えることで、いくらで販売すればいいのかを算出することができます。利益額を基準に利益率を出したいと考えている方はこの計算方法を使っていくといいでしょう。

利益率から算出

利益率から販売価格を計算する方法となります。上の計算式と違う点は、「利益率」から販売価格を計算しますので、誤差は出るものの前もって利益率を決めてから販売するので損切りなどの可能性を減らすことに繋がります。

計算式は「販売価格ー販売手数料ー(販売価格×利益率)=仕入れ値+配送料」です。

利益率の部分を目標としている利益率を入れて考えてみて下さい。

計算するのには仕入れ値・配送料・目標とする利益率が必要となりますが、最低販売価格も算出することもできますので、上手く活用してみましょう。

物販ビジネスで利益率を上げるには?

利益率が上がれば、もちろん利益額に反映しますよね。ではどうやったら利益率を上げられるのかについてお話していきたいと思います。

個人販売サイトから仕入れる

個人販売、いわゆるメルカリやヤフオクなどでは利益重視ではなく、処分したくて出品している出品者もいるため、相場よりも安く販売されている可能性が高いのです。

驚くほどの破格で販売されていることもあるので要チェックです。

人気商品をチェックする

季節ものや限定品などは利益率も回転率も高いです。ただ、そういった商品は需要が高く、仕入れるのがかなり困難とはなりますが、仕入れることができたらかなり高利益率になる可能性が高いです。

ポイントを活用する

仕入れを行う場合、基本的にクレジットカードを使用することになります。そのためポイント還元率の良い会社を選び、ポイントを仕入れや梱包資材の購入などに活用していくことで利益率を上げることもできます。

物販ビジネス「注目するポイント」

利益率が重要とお伝えしましたが、「回転率」を考えることも忘れてはいけません。回転率とは、商品を販売してから売れるまでの期間のことですが、この回転率が短いほどお金が回るため稼ぎやすいです。

利益率が高いことはもちろん良いことではありますが、その分回転率が悪いと在庫を抱えてしまうことになります。そのため、どちらも重要ですが回転率も重視しつつ効率良く利益を出していくことが稼ぐことに繋がりますよ。

まとめ

物販ビジネスでは利益率はとても重要なポイントとなります。

しっかりと目標とする利益率を決めておけば、それに合わせて仕入れを行うことができますよね。

物販を始めた最初のうちは自己資金もあまり多くはないことから、どれくらいの利益を出すためにいくらで販売するべきかなど念入りに計算しておくことが大切ですので、ぜひ目標達成できるように計算式を活用していってくださいね。

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