こんにちは、石井道明です!
今回、東南アジアで成長をし続けているLazada(ラザダ)への出品に関してお話します。東南アジア市場はまだこれから成長が見込まれているジャンルなのでブルーオーシャンを見つけられるチャンスかもしれません。まだ日本でLazadaで輸出をしている人はかなり少ないので今ならライバルと戦わずに稼いでいくことができるかもしれません。Lazadaで輸出を始めたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
Lazada(ラザダ)とは?
Lazadaはマレーシア・インドネシア・シンガポール・タイ・ベトナム・フィリピンの6ヶ国で展開されている東南アジアのEC市場です。2016年に中国の大手企業アリババが親会社となり、さらに成長していくことが見込まれているのです。
アリババが参入するまで日本人のセラー参入が拒まれていましたが、現在では世界中のセラー参入を受け入れており、日本人もLazada輸出ができるようになりました。
Lazadaに出店して輸出するメリット
幅広い商品数やジャンルの取り扱いにより大きく成長してきましたが、Lazadaが成長した理由としてストア側にとても良いサービスが揃っていることも一つのポイントです。
①IDで商品管理
東南アジアのAmazonと呼ばれているほどなので仕組みもよく似ています。Amazonでの商品番号として使用されているASINと同じ役割を持つIDがLazadaにも存在します。同じ商品であれば簡単に登録することが可能です。
②梱包配送のアウトソーシング
販売が決定した段階で倉庫にある商品をLazadaが梱包・発送を行ってくれます。
これもAmazonのフルフィルメント by Amazon(FBA)と似ているところです。
③カスタマーとの連絡不要
利益を確認するまでに代金回収や売上振込を行ってくれます。トラブルや余程の違反ではない限りクレーム対応はLazadaがしてくれるので安心できます。
④商品を他国へ同時掲載
一度商品登録を行うと、Lazadaで展開している6ヶ国に同時に販売することが可能です。出品する国ごとに商品登録を行わなくて済むのでかなり手間が省けます。
Lazada輸出の必須条件
①法人名義の口座
まず注意するのがLazadaでは個人出店がは行なえません。そもそも法人でないと出店ができないのです。法人名義の口座に関しては「Payoneer」を利用すると良いでしょう。
Payoneerは海外口座のレンタルサービスです。海外からの入金を受け取るためには海外口座が必要となるので用意しましょう。既に法人を持っている方はPayoneerにて口座開設を行い、ストア開設の際に利用することができます。
②ストア開設試験の合格
Lazadaで出店をするにあたって、「ストア開設試験」と呼ばれるLazada独自のテストに合格しなければ出店することができません。Lazadaの基本的なルールについての問題となっており、資料をよく読んでおけば理解できるので合格率は高いものとなっています。
Lazada出店の流れ
<ストア開設時>
会社名・連絡先・Payoneer登録メールアドレスの必要情報をエクセルに記入することと併せて、会社法人番号・役員パスポートコピーなどが必要となります。その後審査が通り、ストア開設試験に合格することができれば晴れてストア開設が可能になるのです。約1週間程は時間がかかるので早めに準備しておくと良いでしょう。
<商品の出品方法>
セラーセンターと呼ばれる商品の販売管理を行う画面のことです。Amazonにはセラーセントラルと呼ばれるものがあり、同じような仕様となっています。
◯商品・画像の登録
タイトルやカテゴリーを決定し、画像は最大6枚まで掲載することができます。
◯価格設定
Lazada内での価格帯を調べた上で出品商品の価格を設定します。
◯商品説明
出品する商品の説明文を記載しますが、動画を添付することができます。You Tubeのリンクを添付することも可能なので商品がわかりやすいように撮影して掲載すると良いです。
◯サイズ設定
商品が売れて配送する際のサイズの設定が必要なので、縦・横・高さ・重量も含めて設定します。ここで出た数字が配送料とリンクするので間違いがないように注意して行います。
セラーセンターはアプリでも利用することができます。アプリなのでどこでも管理を行うことができ非常に便利です。
アプリでの機能は「製品リストの管理」「注文処理」「ビジネスアドバイス」「チャット(倉庫への問い合わせや購入者とのチャット)」「キャンペーン(Lazadaキャンペーン時に商品登録が行える)」「メッセージセンター(質問への返答、購入者からの質問や注文に関する連絡の受け取り)」があります。
携帯で常にチェックすることで情報の更新をすることもでき、購入率を上げることへ繋がります。
まとめ
Lazadaはアリババの傘下となり、様々なサービスがより潤滑されており利用者がさらに増えてきています。
ライバルがまだ多くない東南アジアへの輸出に興味がある方はぜひ挑戦してみてくださいね。