副業で物販を初めて失敗したらどうなる?考えられるリスクとは?
副業として物販に挑戦しようと考えている人はたくさんいるでしょう。
ただ、中には、
「失敗をしたらどうしよう」
と考えている人もいるはずです。
そこでこの記事では、物販の副業で失敗をしてしまった場合のリスクについて、詳しく解説していきます。
【前提知識】物販は参入障壁が低いが100%稼げるわけではない
物販というのは、副業初心者から絶大な人気を集めています。
その理由としては、
・安く買って高く売るというシンプルなビジネスモデル
・不要品販売から始められる
などが挙げられます。
ただし、物販の副業は初心者でも簡単に始めることができるのですが、100%稼げるというわけではありません。
場合によっては損失を出してしまう可能性があるのです。
これから物販を始めようと思っているのであれば、このことを肝に銘じておく必要があるでしょう。
物販の副業で失敗したらどうなる?考えられるリスクは?
では、物販の副業で失敗してしまった場合は一体どうなってしまうのでしょうか。
考えられるリスクについて、詳しく見ていきましょう。
不良在庫が残る
まずは不良在庫が残るということです。
不良在庫というのは、簡単に言ってしまうと売れ残り商品のことです。
せっかく商品を仕入れたとしても、その商品が売れ残ってしまった場合は、仕入れ代が丸ごと赤字になります。
また、不良在庫をたくさん抱えてしまうと、家の中が不良在庫だらけになってしまうため、処分せざるを得なくなってしまいます。
そうすると、商品をただ購入しただけになってしまうのです。
クレームの嵐になる
物販の副業で、
・質の低い商品を販売した
・対応が悪かった
というような状態になってしまうと、クレームの嵐になる事があります。
画像と違う商品を販売したり、傷や汚れなどを告知せずに販売したりした場合は、
「返金をしてください」
と言われてしまう可能性があり、売り上げにならなくなってしまうのです。
また、フリマアプリやオークションなどを利用して物販を始める場合は、評価が命になります。
しかし、質の低い商品を売りつけたり、対応が悪かったりすると、評価が悪くなってしまいますので、その後の売れ行きが悪くなってしまう事があるのです。
物販の失敗リスクを抑えるためにはどうすればいい?
では、物販の失敗リスクを抑えるためには、一体どうすればいいのでしょうか。
不要品販売から始める
まずは不要品販売から始めるということが大切です。
物販を副業として始める場合、最初から商品を仕入れる必要は一切ありません。
家にあるブランド品や家具、家電などを販売して種銭を作って、その資金で仕入れをしていくことが大切です。
そうすることで、仮に失敗をしてしまったとしても、不要品販売で得たお金だけを失うことになりますので、大やけどを負う可能性が低くなるのです。
最初は現金で仕入れを行う
「物販を始めるなら、クレジットカードを用意しましょう」
このように解説をしている記事もありますが、初心者は現金で仕入れを行うことが大切です。
仕組みをある程度理解している経験者は、カードで一度にたくさん仕入れをする事もありますが、初心者がこれをやってしまうと、商品が売れなかった時に大損害となってしまうのです。
そのため、売れ行き商品がわかり、物販のコツを掴むまでは現金で仕入れられる量の商品だけを扱っていくことをおすすめします。
物販は接客業だということを忘れない
物販というのは、基本的に人に合わず、スマホやパソコンさえあれば完結させることができます。
そのため、中にはかなり不愛想な人や、冷たい人などもいるのですが、物販の副業でしっかりと稼ぎたいと思っているのであれば、接客業だという認識を持つことが大切です。
そうすることで、
「この人から商品を買いたい」
と思ってもらうことができるため、リピーターが増える可能性があるのです。
価格調査、競合調査、仕入れ調査を丁寧に行う
物販というビジネスモデルは、非常にシンプルです。
しかし、ライバルが増えてきた現代では、
・価格調査
・競合調査
・仕入れ調査
を丁寧に行わないと、利益が出ない可能性があります。
というのも、物販の参入障壁の低さから、近年たくさんの初心者が物販に挑戦し始めています。
つまり、ライバルが多いということです。
そのため、他のライバルに負けないためにも、これらの調査を丁寧に行い、特に資金管理についてはシビアに行うことをおすすめします。
まとめ
物販の副業で失敗をした時のリスクを恐れてしまい、中々挑戦できないでいる人もいるでしょう。
たしかに、物販というのはビジネスですので、損をしてしまうこともあります。
しかし、今回紹介したコツをしっかりと理解し、実践していくことで、失敗した時のリスクを最小限に抑えることができるでしょう。
また、そこまで難しく考えなくても、無謀な仕入れなどを行わなければ大きな損失を出す可能性は低いと言えますので、
「とりあえず始めて見る」という姿勢も大切です。