こんにちは、石井道明です!
副業でヤフオク転売をしている方で無申告だった場合に税務調査が入ったらどうなるのか考えたことはありませんか?稼げるようになると確定申告をしなければなりませんよね。無申告は税務署の調査でばれますし、後々ペナルティを受けることになります。そこで今回は無申告の際のリスクや税務調査が入った場合の原因と対策についてご紹介いたします。また、併せてヤフオクと税務調査の関係性についても解説していきたいと思います。
副業で受けるかもしれない税務調査とは?!
税務調査とは、確定申告の内容である所得税などが正しいものかどうかを、税務署が調べることです。確定申告は基本的に自己申告で、売り上げや経費がどのくらいだったのかを報告しなければなりません。
正しく報告されていない場合は、修正するように指導されるようになっています。嘘の報告や無申告の場合もばれる恐れがあるので、なぜ申告内容がばれるのかを下記にて説明していきます。
なぜ無申告だとばれるのか?
税務署では個人が副業でヤフオク転売をしているところまで把握できないのですが、国税庁がヤフオクや楽天などのサイトを調査することはあります。ヤフオクや楽天などで売上金が多くある個人でがいれば、ビジネスを行っていると判断されるでしょう。
その個人が確定申告をしているなら問題がないかの調査が行われますし、確定申告をしていなければ無申告であることがばれることになります。
税務署が把握できていないなら申告しなくてもばれることはないだろう、という考えは避けた方がいいです。副業が解禁された最近は転売ビジネスを行う人が増えているのでサイトごとにまとめて調査される可能性もあるので注意しましょう。
ヤフオク転売での税務調査対策
ヤフオク転売 経費を証明できるようにする
経費がどれくらいかかったのかが分かるように領収書やデータなどを保管しておくようにして、税務調査が入った時に証明ができるようにしておきましょう。クレジットカードの明細や注文履歴、梱包材のレシートなど普段から整理しておくといいでしょう。
1年間分だけでなく、税務調査の場合は過去5年間分ほどを調べる可能性があるので捨てずに保管するようにしておくといいですよ。
ヤフオク転売 売り上げが大きく増えたら注意
税務調査が入るのは、売り上げ=所得が大幅に増えた年が多いと考えられます。
調査の対象として所得額や過去の確定申告などをもとにしているので調査対象にすると効果が高いと思われる人が選ばれるようになっています。
ヤフオク転売 税理士に依頼する
副業が成功して稼げるようになったらお金の管理も必要になってくるので税理士に依頼するというのもいいでしょう。税務調査にも対応してくれるし、自身の作業にも集中できるようになります。
何か困っていることがあるのならどうやったらばれることなく上手く申告できるかなど考えずに、税理士に相談してみることをおすすめします。
税務調査 どんな罰則がある?
無申告で税金を支払っていない場合は、追加の税金を支払わなければならない場合があります。「無申告加算税」「延滞税」「重加算税」が課税されることがあり、それぞれ本来の15%や40%などが追加されるため、本来の1.5倍程納税額が増えることになります。
最悪な場合、「脱税」とみなされ犯罪として告訴されることもあります。そうなると懲役や罰金などの重い罰を受けなければならないので、決して無申告や虚偽の申告をして少しでも納税額を減らそうとする行為は返って危険なので手を出さないようにしましょうね。
ちなみに副業の場合は20万円を超えるかどうかで確定申告が必要なのか変わってくるので、副業で稼げるようになってきたら確定申告が必要になることを覚えておくといいですよ。
ヤフオク転売 申告がいらない場合
転売をしていても申告しなくてもいい場合があります。
本業の場合
ヤフオク転売を副業ではなく本業としている場合は、年間38万円以内であれば申告kの必要がありません。これは所得税の基礎控除の判断ラインが38万円だからです。38万円を超える場合から所得税が発生するので、超える場合は確定申告が必要ということを覚えておきましょう。
赤字の場合
年間の利益が赤字だった場合も申告の必要がありません。
売り上げがあっても仕入れやその他の経費にお金がかかってしまい利益が出なかった場合は課税されません。
まとめ
なぜヤフオク転売で副業をしているのかがばれるのか、原因と対策について解説しました。
副業で稼げるようになるのはいいことですが、稼げるようになれば申告は必ず必要になってきます。副業でやっているのだからばれることはないだろうという考えはせずに正しく安全に副業に取り組んでくださいね。
もし申告していないことがばれると通常の納税よりも高い金額を支払うことになるのでしっかりと支払うようにしましょうね。