こんにちは、石井道明です!
物販ビジネスを始めるのなら安く仕入れられる中国輸入が人気ですよね。しかし、中国の商品を仕入れる際に注意しなければならない点もあります。「中国輸入を始める前に注意するポイント」や「安全に仕入れるコツ」を知っておくことが大切ですので、今回はこの2点を中心にお話していきます。
中国輸入物販の特徴
中国輸入の特徴は何と言っても商品の価格が安いことです。「安いならたくさん仕入れてたくさん売れば利益がでるじゃないか」と思うところですが、安い商品はそれだけ品質が良くないことが多いのです。仕入れる商品の判断を誤ってしまうと、クレームに繋がるような粗悪品の場合もあり、日本みたいに当たり前のように良い商品しか販売されていないということではないので、慎重に仕入れる必要があります。
また、商品の紛失や、お金だと取られて商品が来ないなどの詐欺まがいなケースもありますので注意が必要です。
安く仕入れられるというメリットもありますが、質の良い商品とは限らないということを覚えておきましょう。
中国輸入物販でのトラブル
中国から仕入れた商品が偽物だった場合、Amazonや他のプラットフォームにて販売していることが発覚すれば最悪の場合アカウントを停止されるだけでなく逮捕されることも十分あり得ます。物販のトラブルとして偽物を取り扱うケースは多く見受けられます。
特に、ブランド品に関しては商標法違反で10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科せられます。同じくDVDやアニメのグッズに関しても著作権法違反となるので同様に厳しい処罰の対象となります。
明らかに怪しかったり、価格が不自然に安いものがあった時には、その商品を取り扱うのは避けるようにしましょう。
中国輸入物販での偽物・ジャンク品
中国のサイトではブランド品やアパレル、キャラクターものなどは大量に偽物が販売されています。安いからラッキーと思いすぐに購入するのではなく、販売しているショップや出品者の評価を必ず確認しましょう。
また、商品自体の評価も確認するようにしてくださいね。本物かもしれないと思っても商品の評価が低い場合は粗悪品である可能性が非常に高いです。
また悪質な中国の業者の場合、そもそも壊れている商品を送ってきたり画像とは違う商品を送ってくることもあります。このような詐欺は結構多く発生しているのでショップ情報は目を通すようにしましょう。
中国輸入物販で粗悪品を仕入れてしまったら?
これは偽物の商品を仕入れてしまった場合ですが、たいてい税関で止められるようになっています。偽物だったから手元に届かないし、返金されないけどしょうがないでは済みません。商標権を侵害する商品を輸入する行為は法律で禁止されている麻薬などのものを輸入しようとしているのと同じ扱いになります。
安易にこれは偽物ではないと仕入れる際に決めつけるのではなく、確信を持てる商品のみ選定していくように注意してください。
中国輸入物販で安全に仕入れるコツ
上記では偽物を仕入れてしまえば犯罪者になってしまう、質の商品が多いなどとお話しましたが、どうすれば安全に仕入れられるかをご紹介いたします。悪い商品を取り扱えば評価が下がり、せっかく良い商品を仕入れることができても口コミなどから購入してもらえなくなるかもしれませんので、ぜひ参考にして対策してくださいね。
ノーブランド品のみ仕入れる
中国輸入物販ではノーブランド品を仕入れるのが一番のコツです。ノーブランド品であれば偽物の可能性はありませんし、著作権などのことも心配せずに仕入れることができます。
メーカーやブランドによる販売力は大きいですが、ノーブランド品であっても安くて良い商品を求めている人がいるため需要は十分にあります。
いきなり大量に仕入れない
最初は数個仕入れて質をチェックした上で、仕入れるべき商品か判断しましょう。中国サイトによくありがちな画像と違う商品が届くといった詐欺行為は珍しくありません。
画像や説明文のみで仕入れを判断するのは難しいので、必ず少ない量から仕入れて、よければ段々数を増やしていくようにしましょう。
ショップ・出品者の評価を確認する
評価の悪い出品者が販売している商品は基本的に不良品ばかりです。リスクを避けるためにはなるべく評価が良い出品から仕入れるようにしてください。
検品は必ず行う
代行業者に依頼するならば必ず検品までしっかり行ってくれる業者に依頼しましょう。傷やパーツ不足などはないかを確認するのは中国輸入だけではなく、商品を販売しているなら必ず行うべき作業ですが、念入りに確認しましょう。
まとめ
中国輸入物販では当たり前のように詐欺のように違う商品が送られてきたり、部品が足りない商品が送られてくることがあります。安く仕入れられる分、リスクやトラブルがあることをしっかり頭に入れておきましょう。
ノーブランド品を仕入れることが一番のコツです。物販ビジネスで稼げるように、安全に安く仕入れるためにも、自身で良い商品かを見極められる力をつけていきましょう。少しずつ仕入れて、ダメな商品の場合は無駄になったと思うのではなく、良い経験になったと考えるようにしてみてくださいね。