副業で騙された！弁護士に相談・依頼する場合の費用は？

【副業詐欺】まずは何をするべき？

警察に相談

警察に相談するのは「確かな証拠がある」場合です。証拠がない、少ない場合には調査をしてくれないということもあるので、そういった際には弁護士に相談した方がいいと言えるでしょう。

しっかりとした証拠があるのなら警察に相談して被害届けを出す形になります。

弁護士に相談

「何も証拠がないから泣き寝入りするしかない」

そんな場合は弁護士に相談してみましょう。詐欺にあたるのか、返金してもらえるかなどの相談に乗ってくれます。

その他の相談窓口

消費者生活センター・消費者ホットラインやクレジットカード会社にカードを停止してもらうこともしていきましょう。知らない方も多いのですが、詐欺にあった際に相談できる窓口は警察や弁護士だけではありません。

【副業詐欺】弁護士に依頼すると費用はどれくらいかかる？

相談だけなら無料という弁護士事務所もあります。弁護士事務所によって費用は異なるので口コミやホームページを参考にして比較するようにしましょう。

相談費用

電話・メール・面談など様々な形で相談することができますが、その際にかかる費用は無料～30分で数万円する弁護士事務所など差があります。

もし相談する時点で費用が発生する場合は、「言いたいことが伝えきれずに時間がかかってしまって、気付いたらこんな金額に」なんてことにならないように事前に伝えることをまとめておくようにしましょう。

着手金

着手金とは契約金の意味合いがあり、依頼した段階で支払うお金のことです。結果がどうであっても着手金は返金されることはなく、報酬とは違う費用になります。

着手金にかかる費用は無料～20万円前後とされています。案件の難易度や経済的利益によっては100万円以上になることもあるので依頼する際には事前に確認するようにしましょう。

成功報酬

成功報酬は依頼した案件が成功した場合にのみ支払う費用になります。

ただし、注意するのが一部成功の場合にも報酬金の支払いが発生する場合があるので、ここでかかる費用も事前にどの段階でいくら発生するのかを確認してトラブルにならないようにしましょう。

日当

弁護士が裁判所への出廷やなどの事務所外で活動した際に支払う費用となります。日当に関してはどのくらいかかるのか予想するのが難しいため、こちらも事前に確認するようにしてくださいね。

実費

事務処理を行っていく上で必要とされる印紙代や切手代などにかかる費用です。まれにかなりの量の証拠となる資料を印刷する場合に高額な費用がかかることもあるので注意が必要です。

交通費なども含まれるので遠方に行く必要がある場合はそれなりに費用がかかってきてしまいます。

【副業詐欺】弁護士を選ぶ基準とは？

人柄はどうか

やはり自分と気が合う人でなければやり取りがスムーズにいかない時も出てきます。お互いに苦手意識があると連絡するのを避けるようになり、解決までに時間がかかってしまうことがあるので相談の際に話しやすいと思った弁護士に依頼するようにしましょう。

対応スピードは速いか

副業詐欺の場合、早ければ早いほど解決する可能性が高くなります。そのため、なかなか電話に出ない、メールの返信がこないなどでは時がだけが経ってしまうので土日や夜遅くにでも連絡が取れる弁護士がいいと言えますね。

報酬金額はいくらか

報酬金額は基本的に成功した場合の〇〇％という形です。事務所によって割合が異なりますが、成功報酬が安ければその分自分の手元にも取ってくる金額も増えますよね。複数の弁護士事務所を比較してみましょう。

実績はあるのか

副業で詐欺にあったのなら副業詐欺に強い弁護士に依頼したいですよね。

しっかりと返金された実績があるか、ホームページを確認してください。弁護士によって得意、不得意がありますからできれば副業での詐欺に得意だという弁護士を選ぶようにしましょう。

まとめ

詐欺にあってしまって、「どうしたらいいのかわからない」「知られるのが恥ずかしい」「返金されないかもしれない」など悩みは次から次へと出てきますが、とにかく早く相談することが解決への1番の手段です。

せっかく副業を始めようと勇気を出したのですから、詐欺で泣き寝入りして損したまま終わらせるなんてことにならないように行動するようにしてくださいね。